とようけ茶屋(とうふ料理)

いつも行列のできる店「とようけ茶屋」は北野の天神さんの真向かいにあります。

「とようけ」という名前は伊勢神宮外宮のご祭神であり、食物や穀物を司る豊宇気毘売神(トヨウケビメノカミ)からヒントを得て付けられたとのことです。

平成4年に建てられたお店は全体に黒っぽい色で統一され、2・3階の窓ガラスは細い格子でおおわれて、周りの町の雰囲気に馴染んでいます。

2階に通されたのですが、その凝った造りに驚きました。壁は紅殻で、壁の一角には螺鈿の桜の花びらが散りばめてあります。浅原雄三という京都を代表する壁職人さんがデザインされたのだそうです。南側の窓ガラスには百人一首のかるたが浮き彫りにされていました。天井の照明には花の絵が描かれています。

異次元の世界に迷い込んだ私は、860円の生ゆば丼を頼みました。最初に朧豆腐(おぼろどうふ:固まる前の柔らかい豆腐)が運ばれてきました。これはどのメニューにもついているとのこと、舌触りがよく、とろけそうでした。

生ゆばのたっぷり入っている丼には本葛を使ったあんがかかっています。あんかけの上に生姜のすったのと細く刻んだ三つ葉がのっていて、混ぜ合わせるとほんのり甘辛い丼に溶け合って、引き締まった味がしました。

キュウリと油揚げとショウガを混ぜた酢の物はさわやかな味で、丼とよく合いました。お豆腐のおつゆと香の物(大根・柴漬け・水菜)もおいしかったです。

ここのお店は、お豆腐屋さんが経営されているので、自家製の湯葉と豆腐がとても美味しくいただけます。
 
店内のしつらえも、豆腐の味も店主の心意気が伺われます。

北野天満宮に来られた際は「とようけ茶屋」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

〜〜DATA〜〜

予算:¥650〜
麺類:¥650、オリジナル丼:¥700〜¥880
玉子ぞうすい:¥750 湯豆腐膳・奴膳:¥1100
生湯葉膳:¥1650
喫茶・デザート:¥260〜¥400



上京区今出川通御前西入紙屋川町822
(お店の位置情報を京都散策乗物ガイド74ページの地図に掲載しています)
075-462-3662
飲食:11:00〜15:00、販売:10:00〜18:30
定休日:木曜日(25日営業/月1回不定休)
http://www.toyoukeya.co.jp/shiten.htm
※お店のデータにつきましては、変わっている場合がありますので必ず事前にお問合せ・ご確認くださいますようお願いいたします(17.5更新)。



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